薬用石鹸は危険！？

以前から友人やお仕事仲間からリンクをもらい、
抗菌石鹸の危険性については読んでいたので、
情報としては知っていました。


そして私は、
人間の体にいる「常在菌」を大切にしたいので、
トイレの後とか調理の前以外は、
基本手洗いは水洗いで、
いわゆる「ばい菌」が気になる時は、
時々話している「ビオアール」を使っています。

菌との共存です。



話を戻しまして、
アメリカでは、
抗菌石鹸の発売が禁止されたそうです！

これについては、
ヤフーニュースにも載っています。


アメリカで抗菌石鹸が販売禁止された本当の理由


この記事によると、
米食品医薬品局（FDA)は2016年９月初旬、
トリクロさんなど19種類の成分を含む、
薬用石鹸の販売を禁止したということです。


その19種類の成分がこちら👇

・クロフルカルバン（別名：ハロカルバン）
・フルオロサラン
・ヘキサクロロフェン
・ヨウ素含有化合物6種
・メチルベンゼトニウムクロリド（別名：塩化メチルベンゼトニウム）
・フェノール（1.5%以上）
・フェノール（1.5%以下）
・2級アムルトリクレゾール
・オキシクロロセンナトリウム
・トリブロムサラン
・トリクロカルバン（別名：トリクロロカルバニリド）
・トリクロサン（別名：トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル）
・トリプルダイ

判断保留になっている3成分
・塩化ベンザルコニウム
・塩化ベンゼトニウム
・クロロキシレノール

※これらの成分が入っている商品は、
　できれば避けてくださいね♪



そしてなんと！

これらの成分を使っている商品は、
今でも日本に溢れています！！

テレビCMでも見かける、
多くの薬用石鹸、歯磨き粉、マウスウォッシュにも、
それらの成分が含まれているのです！！



いわゆる、
薬用とか殺菌成分配合というものには、
ほぼ確実含まれていると言っても過言ではないようです。



普通にお店で目にする商品にも入っているのに、
なにがそんなにいけないのでしょうか・・・？




まず一番私が怖いと思うのは、
それらの成分を使い「殺菌」することにより、
抗生物質への耐性菌発生の原因になる。
ということです。


私が聞いた話によると、
この殺菌などによって生まれた耐性菌の数は、
年々すごい勢いで増え続けているらしいです。


これって・・・

薬が聞かない病気が増えているということで、
持病を持っている方や高齢者には深刻な問題です！



しかも！

耐性菌を作ってしまうという、
大きなリスクを抱えているというのに、
薬用石鹸などの抗菌石鹸を使うのと、
普通の石鹸を使うのと比べても、
細菌感染の拡大防止や感染症予防効果が
高くなるという証拠がない！！のです！！


しかも！しかも！！
それらの製品を使い続けることによって、
健康への悪影響を及ぼす可能性が出てきたというのです！！
※せっかくいいと思って使っているのにすごく残念じゃないですか？


そしてこれらの成分は、
花粉症などのアレルギーを引き起こすらしいので、
もしかしたら自分の周りの花粉症の友人たちも、
この薬害にあたるのかもしれないのです・・・😢



ちなみにFDAは、
消費者向けの情報提供で、
「抗菌石鹸が普通の石鹸より効果がある
　と思って使っているとすれば、
　それは間違いです。
　家族を不必要な化学物質にさらす必要はないです。」
というメッセージを流しています。




そして今現在保留となっている、
「塩化ベンザルコニウム」も実は怖くて、
動物実験ではマウスの新生仔の死亡率上昇が、
かなり低い投与量でも観察されたり、
メスのマウスの妊娠率低下や、
オスのマウスの精子濃度と運動量の低下など、
影響が出ることが確認されました。
たくさんの方々が悩んでいる不妊症にも関係あるのかな？？

人間の胎児や赤ちゃんへの
有害影響を示唆するデータもあり、
安全性に懸念があります。



そして手を洗う石鹸よりも、
もっと影響が考えられるものに、
マウスウォッシュや歯磨き粉があります。

口の中というのは粘膜になり、
粘膜は部位にもよりますが、
普通の肌に比べると、
経皮吸収の率が何十倍にもなります。


ということは、
同じ成分の手洗い石鹸で影響が出るということは、
口に入れるものによって出る確率は、
単純に考えたら10倍以上になりえるのです！！

怖くないですか？



随分と話が広がってしまいましたが・・・

コロナ対策として、
手を洗う回数が劇的に増えている今、
薬用石鹸などを使っている方々への影響が、
勝手にとても心配です・・・。


健康について、
比較的情報を取っているつもりでいた私でも、
このことは最近まで知りませんでした。

なのできっと、
私の周りも知らない人が多いと思います。



こういった大切な情報は、
もっとみんなに適切に広がって欲しいものですね！