2020年6月10日

香料とは・・・

1番みなさんが使っている物なら、
洗濯洗剤や柔軟剤、
シャンプーやボディーソープや食器用洗剤
そして食品・・・


普段から触れている物の中で、
香りのついている物の大半に含まれる「香料」



先日のブログ内にも、
体に悪い成分として登場していたので、
今日は少し掘り下げて書きたいと思います。



まず、
香料というのは、
現在日本で許可されているものは、
2,500種類もあると言われています!!

すごい数ですね・・・

しかもこの香料、
種類を記載する必要がないため、
何が使われているのかわからない!
というのが現状なんだそうです。

その中にはもちろん、
「危険性が疑われるもの」も含まれているそうです。

それでも一応、
発がん性やアレルギーを引き起こすなど、
毒性が認められた物でも、
「人が生涯食べ続けても、
体に悪影響がないとされる量」
が使われているから大丈夫という考え方だそうです。
その量ってどうやって測るんでしょうか??


そもそも香料が作られたきっかけは、
利益を最大限にあげるために、
とても食材と呼べないような、
安価で粗悪な原料を使い、
その臭いを消して美味しそうな
「匂い・香り」にするためなんだそうです。

言い換えれば、
廃棄処分するべきレベルの食品を、
お金に変えるために作られたものが、
香料ということですね。


そして、
このような理由の元に作られた香料の多くは、
安価な合成香料と呼ばれる物になります。


その主原料は「石油」です!!
これって私には衝撃なんですけど・・・


この種類の香料は、
それ自体の毒性の他、
途中で発生する不純物が混入している
という危険性もあります。



そして中には本当に有害な合成香料もあるそうです。
しかもその成分表示は「香料」のみで、
例えメーカーに問い合わせても教えてもらえないのです。

ということは、
どんな香料を使っているのか分からないので、
安全な食生活を考えるのなら、
香料無添加の物を選ぶしかありません。



香料の中でも、
危険性の高い香料も紹介したいと思います。



バニラに似た香り

このバニラの香りは、
バニリンかエチルバニリンが使われています。

アイスクリーム、キャンディー、
チューインガム、チョコレート
などに使われています。

この成分を動物実験に使った際には、
「心筋、肝、腎、脾、胃の粘膜」に
障害が認められます。

またバニラに似た芳香剤として、
「クマリン」がよく使われるようですが、
このクマリンは肝機能を弱めるので、
食品に使うことは認められていないのですが、
桜餅には使われているとの話もあるそうで、
注意が必要なようです。



バラ、ヒヤシンスに似た香り

ケイ皮アルデヒドを原料にした、
ケイ皮アルコールが作り出す香りです。

清涼飲料、ベーカリー製品、チューインガム、
キャンディー、氷菓、ブランデー
などに使われています。

1グラム以上マウスに与えると、
「中枢神経、呼吸麻痺で死亡する」ケース
さえも報告されています。

またこのケイ皮アルコールには、
赤血球細胞を破壊する溶血作用があると言われています。



わさびの香り

イソチオシアン酸アリル(揮発ガイシ油)の香りで、
強い刺激臭と辛味がある合成香料です。

ハンバーグ、ソーセージ
ピクルス、アイスクリーム
などに使われています。

ラットで発育障害や少量でも興奮作用を示します。

また多く摂取させると、
呼吸や血管運動中枢が麻痺して、
筋攣縮を起こし、
体温が下がり死亡するという報告があります。


いちご、パイナップルなどフルーツの香り

酢酸エチルを添加した匂いで、
パイナップルやいちごなどの揮発性成分が、
アセトアルデヒドの化合物から大量に合成されています。

アーモンド、アップル、バナナ、パイナップル、
メロン、ピーチ、ストロベリー、ラムなどのエッセンス
ウイスキー、バターの香料としても使われます。

毒性としては、
眼、皮膚、粘膜を刺激し、
角膜に障害をもたらすといいます。


・りんごやバナナに似た香り

酢酸シクロヘキシルがだす香りで、
シクロヘキサノールと酢酸から作られた香料です。

毒性としては、
強力な麻痺作用が知られています。

動物に吸入させる実験では、
呼吸器粘膜の障害、
肝臓、肺にうっけつ
運動失調
麻痺症状、
震え

呼吸麻痺で死亡した例もあります。



また合成香料は、
あらゆるところに添加されていて、
それに伴い嗅覚異常の方もかなり増えています。

合成香料の最大の問題点は、
人間の嗅覚を破壊してしまうところです。



そしてこれらを含む「香料」の安全性については、
消費者に伝える義務がないため、
全てが確認されている訳ではないというのです!!


そしてまた怖いところは・・・

合成香料の香りの製品で「臭い」を感じるということは、
ガス状に揮発した香料の原料物質が、
鼻腔内の嗅覚受容体にキャッチされているということであり、
体内に蓄積されていくというのです!!


揮発した香料による害といえば、
とても有名で皆さんが思い当たる物に、
柔軟剤の香りがあります。


添加物や合成物質に詳しい、
ジャーナリストの郡司和夫さんは、

「人工香料は、呼吸によって体内に入るだけでなく、
衣類についた香料が皮脂で溶け、
皮膚から体内に吸収されます。
体の中で分解されにくく、
体内に蓄積される危険性が危惧られています。

子供の喘息、アトピー、アレルギーに
関与しているのではないかと、
海外では使用規制が始まっています。」

とおっしゃっているそうです。


普段そのような香料の入った製品を
使用したりしているだけでは、
リスクなど感じず香りを楽しんでいる。
という方もたくさんいらっしゃると思います。


実際、
街の中やスーパー、病院などで、
すれ違っただけで不快なほどの香りがする方(香害)や、
誰かがその場所にさっきまでいた!
と香りで特定できてしまうような方はいらっしゃいます。

それらの洗濯の洗剤などの香りが、
もし合成香料だったとしたら、
その方たちはその臭いと共にご飯を食べ、
生活をしていられるということ。

合成香料が苦手な私のような人間は、
「すでに嗅覚が壊れてしまったのでは?」
と思ってしまいます。



私も以前は香害気味の人物だったので、
香りが続くタイプの洗剤を使っていました。

そんな私は現在、
ゆっくりと進めている断捨離で、
服を選定している時、
ずっと着ていない服からは、
とても強い香りが漂っていました。


このずっと着ていない服とは、
最後に洗ったのは、
最低でも3年以上も前!!

なのに未だにしっかりと
香りが残っているなんて!!!
驚きました👀



そして、
物置の中から出てきた、
20年ほど前の服やタオル類。

こちらは、
アメリカに住んでいた頃の物が、
一緒になっていたのですが、
あの独特の柔軟剤の香りが、
衣装ケースを開けた瞬間に広がりました。
こんな商品です。



ずっと探していた服もそこにあったので、
早速漂白剤につけ置きした後、
洗濯をしてみました。



驚くことに、
その香りは健在です!!

むしろ一緒に洗った物すべてに、
その香りが移りました・・・😅



でもこれって、
すごくないですか??



20年以上も前に、
アメリカで洗濯をした服を、
漂白につけ置きして、
洗濯機で普通に洗い、
まだしっかりと香りが残っているのです・・・



天然のアロマオイルなどの場合、
一回の洗濯くらいなら残るかもしれませんが、
数ヶ月も放置しておいたら、
すっかり香りも消えてしまいます。


香料ってなんかすごい・・・

こんなに長い間香りが残っていると、
何か人によくないというのも納得してしまいますね。



長くなりましたが、
私はこれからも、
香料の添加されている商品、
食品でも洗剤類でも、
できる限りで避けていきます!!




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